BIGやtotoなどの「スポーツくじ」についても、当せん金はジャンボ宝くじ同様に非課税です。「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」の第16条によると、「払戻金については、所得税を課さない」とされています。
ただし、スポーツくじも当せん金を人に分けると贈与税を課せられる可能性があります。
競馬や競輪などの公営競技は税金がかかるので注意!
注意したいのは競馬や競輪、オートレースなどの「公営競技」です。公営競技の払戻金は、「一時所得」として所得税や住民税が課せられます。
国税庁のホームページでは公営競技で払戻金を受け取った際にするべきことをまとめています。まず、払戻金を受け取ったら次の3つの事項をノートなどに控えます。
1.開催日・開催場・レース
2.払戻金に係る受取額
3.払戻金に係る投票額
そのうえで、次の手順によって課税金額を求め、確定申告を行います。
1.払戻金に係る年間受取額を計算する
2.払戻金に係る年間投票額を計算する
3.「1」-「2」-50万円した金額を計算する
4.「3」×1/2した金額を計算する
宝くじやサッカーくじと異なり、公営競技の払戻金には所得税と住民税がかかります。確定申告を忘れずに行いましょう。
ジャンボ宝くじやスポーツくじの当せん金は非課税!
ジャンボ宝くじやスポーツくじの当せん金には所得税や住民税がかかりません。ただし、当せん金を人に分けた場合には、贈与税がかかるため注意が必要です。
一方、競馬や競輪などの公営競技については、所得税も住民税もかかります。必ず確定申告するようにしましょう。
出典
総務省 宝くじ・公営競技・サッカーくじの実効還元率
宝くじ公式サイト 収益金の使い道
国税庁 払戻金の支払を受けた方へ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー