夫婦2人で東京駅から新大阪駅まで行く場合、新幹線では2万8000~4万円ほどかかるため、自家用車で向かうほうが数万円安くなります。しかし、車で向かえば5時間以上かかるため、時間を節約したり体力の消耗を避けたりしたいのであれば、新幹線のほうがよいでしょう。
 
交通手段を選ぶ際は、価格・時間・快適さを考慮して優先順位を決めてください。
 

新幹線の交通費を抑えるポイント

新幹線で東京から大阪へ向かう場合に、交通費を抑えるためには「ネット予約」を活用するのがおすすめです。通常よりもお得にチケットを購入できる、JRのネット予約の利用を検討してみましょう。
 
なお、東海道・山陽新幹線なら「スマートEX」や「EX予約」がおすすめです。乗車券と特急券が一体となっており、早めの予約であればさらに割引を受けられるプランもあります。事前予約をすれば、新幹線でも比較的お手ごろな価格で移動できるようにしましょう。
 

自家用車の交通費を抑えるポイント

自家用車で東京から大阪へ向かう場合には、一般道のガソリンスタンドで給油を行いましょう。高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでは、営業時間の長さや価格競争の少なさから、一般道よりもガソリン価格が高めです。
 
また、自家用車での長距離移動でガソリン代を節約するためには、低燃費運転が欠かせません。急発進や急加速は、燃費を悪化させる大きな要因となります。
 
車のエンジンは燃料を燃焼させて熱を発生させ、熱を運動エネルギーに変換して車を動かしています。急激な操作をすると、エンジンは一気に多くの熱を生成し、冷却するためにさらに多くの燃料を消費してしまうのです。
 
燃費をよくしたいのであれば、急激な操作を避けるとよいでしょう。アクセルは優しく踏み込むことを心掛け、ブレーキをスムーズに操作すればより効率的な運転が可能になるでしょう。
 

長距離移動は料金だけでなく、さまざまな面から移動手段を決めよう