婚活では「相手に求める年収」はどのくらい? 40代夫婦の世帯年収について解説
現代の結婚に対する意識や事情は多様化しています。相手に求める年収については、個人の考える結婚の理想像や年代・性別によっても異なります。理想の相手を見つけるには、まずは自分の年収やライフスタイルを基準に、相手に求める条件を絞るのがよいでしょう。   この記事では、婚活で相手に求める年収と、一般的な40代の世帯年収について解説します。

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40代夫婦の世帯年収

婚活の条件を決める前に、一般的な世帯年収を知っておくと参考になります。以下は、厚生労働省が公表している「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」から、「世帯主の年齢階級別の所得の状況」です。

●29歳以下:339万5000円
●30~39歳:608万5000円
●40~49歳:696万円
●50~59歳:758万5000円
●60~69歳:536万6000円
●70歳以上:381万円

調査結果によれば、40代夫婦の世帯年収は「696万円」で、世帯人員1人あたりの平均所得金額は、40代の場合「229万4000円」です。自分の年収と相手に求める年収のバランスについて考慮する際は、年代別の平均所得を目安にしてください。
 
例えば、自分が40代で相手が50代以上の場合、または自分より年齢が低い場合など、相手の年齢に合わせて考え方を変える必要があります。
 
さらに、結婚生活のもめごとを少なくするためには、年収以外にも貯蓄や資産など、お金の情報はある程度共有しておくべきでしょう。自分と相手の収入や貯蓄に大きな差がある場合は、結婚後のマネープランにズレが起こることも考えられるので、結婚前に収入とライフスタイルについて相談しておくことも必要です。
 
また、共働き夫婦の場合は、各世帯の状況に応じて扶養制度を活用できます。いわゆる「年収の壁」である収入基準(106万円、または130万円)について、お互いのライフスタイルや年収に応じて検討してください。
 

婚活で相手に求める年収