暖冬なので「床暖房」だけで冬を乗り切りたい…!エアコンの暖房をつけずに床暖房だけで過ごしたらいくら節約できますか?
「今年は暖冬だから、エアコンの暖房は使わずに床暖房だけで乗り切ってみようかな」と考えている方もいるでしょう。   床暖房は、足元からじんわりと温まるため、体全体がぽかぽかして快適に過ごせます。しかし、電気代はどれくらいかかるのか、エアコンと比べてどれくらい節約になるのかも気になるポイントです。   本記事では、床暖房とエアコンの電気代や、床暖房の電気代を節約するコツなどを解説します。

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床暖房とエアコン、つけるならどちらの方が節約できる?

床暖房とエアコン、1日8時間使用したときの電気代を比較してみましょう。電気代の計算方法は、「消費電力(キロワット)×使用時間(時間)×電力料金単価(円/キロワットアワー)」で求められます。また、電力料金単価は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定めた目安単価31円/キロワットアワーとします。
 

床暖房にかかる電気代

床暖房は、部屋の広さの約60%は敷き詰めた方がよいとされているため、12畳のリビングを想定すると約7畳分の床暖房が必要です。某メーカーの床暖房を約7畳分敷き詰めると、消費電力は2052ワットとなります。
 
床暖房を1日8時間使用した際にかかる電気代は、2.052キロワット×8時間×31円/キロワットアワー=約508.9円です。
 
この金額は床暖房の範囲や種類、電力料金単価によって変動します。
 

エアコンにかかる電気代

某メーカーの9~12畳用のエアコンの消費電力は、1190ワットでした。このエアコンを1日8時間使用した際の電気代は、1.19キロワット×8時間×31円/キロワットアワー=295.12円となります。
 
今回の試算では、床暖房に比べてエアコンの方が約213.78円節約できることが分かります。ただし、使用している製品や契約している電気料金によってそれぞれの電気代は異なるため、参考程度にしておきましょう。
 

床暖房の特徴