家族で都内の「一軒家」に引っ越したいけど、強盗リスクがマンションの「2.5倍」!? 一軒家は避けるべきなの? 引っ越し先選びのポイントも解説
年が明けてしばらく経つと、卒業・入学や異動の季節です。引っ越しを考える人も増えてきます。引っ越し先を選ぶにあたって、多くの人は住まいの安全面を気にするでしょう。なかには、昨今の強盗のニュースなどを聞いて「一軒家に引っ越すのは危ないのだろうか」と悩んでいる人もいるかもしれません。   本記事では、引っ越しを検討している人向けに、一軒家とマンションの強盗発生率の違いについて解説します。強盗をはじめとする犯罪が発生しにくい引っ越し先の選び方のポイントも取り上げるので、ぜひ最後までご覧ください。

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一軒家とマンションの強盗発生率

昨今は、いわゆる闇バイトによる強盗発生件数が増えており、2024年11月14日には警察庁から闇バイトへの応募者に対する警告文が公開されています。2023年度のデータによると、侵入強盗の発生場所認知件数は一戸建住宅が20%、共同住宅(3階建以下)が8.7%、そして共同住宅(4階建以上)が8%でした。
 
このデータから、一軒家は他の集合住宅と比べて強盗の侵入先として狙われやすいことが分かります。なお、一軒家が強盗のターゲットにされやすい原因は、以下の通りです。
 

・侵入経路となる窓やドアが多い
・死角となる高い塀や植木が多い
・セキュリティがマンションより甘い

 
ただし、なかにはマンションを主なターゲットとした強盗犯罪もあるため、マンションに引っ越せば安心安全とは限らない点には注意が必要です。
 

強盗が発生しにくい引っ越し先選びのポイント

強盗に侵入されると金品を盗まれるだけでなく、命まで脅かされかねません。強盗の被害に遭わないためには、引っ越し先の選定が重要になります。強盗をはじめとする犯罪が発生しにくい引っ越し先選びのポイントについて解説します。
 

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