40代になって高速バスでの移動が「腰痛持ち」にはつらくなってきました…普通席ではなく「上位グレードシート」だと費用はどのくらい変わりますか?
遠方まで移動する交通手段としては、飛行機や新幹線、高速バスなどがあります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、高速バスのメリットについていえば、料金の安さが挙げられます。   ケースバイケースですが、高速バスの中には数千円で数百kmの移動ができる場合もあり、費用をおさえて旅行したい人にはいい選択肢となることが少なくありません。   その一方で、高速バスでは長時間座ったままでいる必要があるため、今回のケースのように腰痛持ちの人にはきつく感じることもあるでしょう。その場合は、グレードの高いシートを予約して少しでも快適な旅ができるようにしてもいいでしょう。   本記事では、高速バスに設置されているハイグレードのシートで旅行した場合、普通シートとどれほどの金額差が出るのかを解説します。

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高速バスにはランクの異なるシートがある

飛行機にエコノミークラスやビジネスクラス、ファーストクラスがあるように、高速バスにもランクの異なるシートが用意されています。例えば西日本ジェイアールバス株式会社では、表1のようなシートランクがあります。
 
表1

シートランク シート性能 特徴
4列シート シート幅:約42~44cm
リクライニング角度:約131度
・通路を挟んで左右に2席ずつ配置されたシート
グランシート シート幅:約46.5cm
リクライニング角度:約135度
・左右と中央に1席ずつ配置された3列独立シート
・カーテンでプライベート空間を確保
・アメニティセットあり
アドバンスクラス シートピッチ全席1m以上
シート幅:約46.5cm
リクライニング角度:約148度
・通路を挟んで左右に1席と2席に分かれた3列シート
・シート間のカーテンでプライベート空間を確保
・アメニティセットあり
プレシャスクラス 低反発素材
幅広フットレスト
シート幅:約60cm
リクライニング角度:約156度
・通路を挟んで左右に1席ずつの2列シート
・パーティションとカーテンでプライベート空間を確保
・アメニティセットあり