確定申告が進まないのですが、どうしたら「期限内」に終わらせられますか? また、今年からの変更点があれば知りたいです!
今年もそろそろ、確定申告の準備を行う時期となりました。毎年、2月3月は確定申告に追われて焦っているという方もいるかもしれません。   今回は、令和6年分確定申告の期日や変更点を確認し、期日内に確定申告を終わらせるポイントをご紹介します。

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令和6年分確定申告のポイント

まずは、令和6年分確定申告の概要を確認していきましょう。令和6年分の確定申告や税金の納付は、令和7年(2025年)2月17日(月)から3月17日(月)までとなっています。
 
また、今回の確定申告には、いくつかの変更点があります。そのうち、多くの人に関係する主な変更点を見ていきます。
 

1. 定額減税欄の追加

令和6年分所得税について、「定額減税」が実施されました。これに伴い、確定申告書に定額減税用の項目が追加されています。
 

2. 収受日付印の押なつ廃止

今までは、確定申告書を郵送や持参で提出すると、控えに収受日付印を押なつして返してもらえました。しかし、今回の確定申告から収受日付印の押なつが廃止されます。提出年月日の管理は納税者本人が行うようにしましょう。
 

3. スマホとマイナポータル連携

スマホやパソコン等を使って確定申告を行う場合、スマホとマイナポータル連携によってより便利に行うことができるようになりました。
 
例えば、医療費控除を受けたい場合、医療費の領収データをマイナポータルサイト経由で取得するよう「連携」しておけば、領収データが確定申告書の該当項目に自動で反映されます。
 
その他、確定申告の変更点等について詳しく知りたい方は、国税庁の確定申告特設ページを確認しておきましょう。
 

確定申告を期日内に終わらせるポイント3つ

確定申告を期日までに終わらせないと、無申告加算税がかかるなどのペナルティーが発生してしまいます。そうならないよう、期日内に終わらせる方法をチェックしていきましょう。