
▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
自由席で座れなくても料金は変わらない? 新幹線のルールを解説
新幹線の自由席特急券は、「座席の指定がない代わりに安い料金で乗れる」という仕組みになっています。しかし、自由席で立ったまま移動した場合でも、特急料金が安くなることはありません。
例えば、東海道新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」には自由席が設定されていますが、座れるかどうかに関わらず、特急料金は変わりません。
しかし、東北新幹線の「はやぶさ」や北陸新幹線の「かがやき」など、一部の新幹線では「立席特急券」が販売されることがあります。この場合、指定席料金から530円引きとなります。一方で、東海道新幹線にはこの制度がないため、立ったままでも自由席の通常料金が適用されます。
立ちっぱなしを回避! 自由席で座るためのコツ
座れなかったときの割引制度はないものの、自由席で座るための工夫をすれば、快適に移動できる可能性が高まります。
1. 早めにホームに並ぶ
自由席は先着順なので、発車時刻よりも早めにホームに到着し、列の前方に並ぶことが重要です。特に新大阪駅や東京駅から乗る場合は、発車の15〜20分前には並んでおくのが理想です。ちなみに、「のぞみ」では座席数が多い2号車(100席)に並ぶと、座れる確率が高いといわれています。