近くの100円ショップの「セルフレジ」が「有人レジ」に変わっていた!子どもが楽しみにしていたのですが、何かトラブルがあったのでしょうか?
セルフレジとは、スーパーマーケットやコンビニなどで購入する際に、顧客自身で商品をスキャンして支払いを完了させるシステムです。近年導入する店舗が増えているセルフレジですが、導入にともないトラブルが発生しているケースも見受けられます。   そこで今回は、セルフレジ導入により発生しているトラブルとあわせて、セルフレジ導入のメリット・デメリットについて解説します。

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セルフレジでのトラブル内容とは?

弁護士ドットコム株式会社が行った「セルフレジトラブルに関する実態調査」によると、セルフレジを使ったことがある人は全体の9割を超えていました。
 
商品のスキャン・会計・袋詰めまで全て客が行うフルセルフレジ、商品のスキャンはスタッフが行い会計と袋詰めを客が行うセミセルフレジのどちらも利用したことがない人は3.5%と少数であることから、セルフレジが身近な存在になっていることが分かります。
 
さらにセルフレジの利用経験がある人の中で、セルフレジでトラブルにあったことがある人は31.9%、トラブルにあったことがない人は68.1%となっており、セルフレジを利用する際に多いトラブルは次の通りです。

1位:値引きシールの値段が反映されていなかった(38.4%)
2位:クレジットカード払いや電子決済しかできないのに現金しか持っていなかった(20.8%)
3位:商品や有料のレジ袋などを課金せずに持ち去った(気づかずに持ち去ったものを含む)(11.1%)
4位:操作ミスや硬貨の大量投入などでレジが故障した(8.2%)
5位:万引きを疑われた(7.9%)

このほかに、レジの操作に時間がかかりほかの客とけんかになった、バーコードの読み取りができなかった、操作に時間がかかりスタッフを巻き込んでしまったなどの回答も見受けられました。
 

セルフレジ導入によるメリット・デメリット