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グルテンが身体に与える影響
小麦に含まれるグルテンはたんぱく質の1つであり、消化や分解がされにくいことで知られています。そのため、便として身体の外に出づらく、異物として腸内に残留してしまうケースも少なくありません。
以下に、グルテンがもたらす身体への影響をまとめました。
●食欲の増進による肥満
●お腹の張りや腹痛などの消化器症状
●消化吸収の低下による栄養不足
●疲労感
●肩こりや神経痛
●胃の不快感
●倦怠感
●不眠
●集中力が切れる
小麦を摂取したからといって、上記の症状が必ず起こるとは限りません。体質は人それぞれであり、腸内環境や身体の状況はその時によって異なるからです。しかし、上記の症状が起こる可能性があることは事実といえます。
小麦料理を食べたあとに身体に何らかの不調を感じた場合は、ある程度控えた方が賢明です。
小麦の摂取過多は危険?
アレルギーでないからといって、過剰に摂取することは体によいとはいえないでしょう。
小麦を過剰に摂取すると、小麦に含まれるグルテンに敏感になることで、グルテン不耐症になる可能性があります。グルテン不耐症とは、小麦の消化や吸収が上手く行われず、身体の中で炎症を引き起こしやすくなる症状のことです。
グルテン不耐症に影響しているのは、遺伝や小麦への許容量とされていますが、結局は人それぞれであるといえます。仮に過剰に摂取しても、影響を受けない方もいるでしょう。小麦料理を毎日食べることが摂取過多になり、危険に繋がるかどうかは各々の体質次第です。