「ETC」の「カード」を挿しているのに止められた! ランプがついていても認識されないのはどんなとき?
高速道路を利用する機会の多い方には、ETCはなくてはならないものかもしれません。走行時の効率や料金面での優遇などもあり、利用率は95%を超えています。しかし、ETCカードを挿入していてもトラブルが発生することがあるため、注意が必要です。   そこで本記事では、ETCカードを挿入しているのに認識されないケースについて解説します。

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ETCカードを挿入しても止められるケース

ETCカードを挿入していても、ゲートが開かずに止められてしまうケースがあります。主な原因は次の5つです。
 

挿入間違い

最も多いトラブルの原因は、ETCカードの挿入ミスが考えられます。正常なカードでも、表裏や前後を間違えて挿入したり、誤って別のカードを入れてしまったり、さらには挿入すること自体を忘れてしまうといった人為的なミスが発生しているようです。
 

カードの破損や汚れ

正しくETCカードを挿入してもトラブルが発生する場合、カードの破損や汚れが原因として考えられます。プラスチック製のETCカードは、高温になる真夏の車内に放置していると、熱によって劣化する原因となる場合があります。また、財布の中で過度な力が加わることにより破損する可能性もあるため、取り扱いには注意が必要です。
 
ICチップに汚れが付着してしまっている場合も、ETC車載器がカード情報を正しく読み取れないおそれがあります。ETCカードを保管する際は、きれいな状態を保てるようにしましょう。
 

有効期限切れ

ETCの外見に問題がない場合、ETCカードの有効期限が切れている可能性があります。期限を忘れていたり、更新された新しいカードと交換するのを忘れていたりすることで起こる可能性のあるトラブルです。
 
有効期限が切れている場合、車載機でのエラーは発生しないようです。そのため、料金所に着くまで気づかないケースも珍しくないでしょう。
 

クレジットカードの料金が払えていない場合