友だちは冬のボーナスが70万円だったようです。私は20万円だったのですが、平均はどのくらいでしょうか?
冬のボーナスシーズンが近づくと、同僚や友人との間でボーナスの金額について話題になることもあるでしょう。友人よりも自分は少なかったと感じると、「自分のボーナスは平均よりも少ないのでは?」と不安に思うかもしれません。   本記事で、厚生労働省の調査結果を紹介しますので、自分のボーナスの金額が適正なのかを考えてみましょう。

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令和5年冬のボーナス支給額

厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和6年2月分結果速報等」によると、令和5年の年末賞与(令和5年11月~令和6年1月に支給された賞与)の支給額は、賞与が支給された事業所における1人あたり平均で39万5647円となっています。
 
令和5年における産業別の年末賞与平均支給額は、図表1の通りでした。
 
図表1

産業 令和5年冬季ボーナス 前年比
調査産業計 39万5647円 0.7%
鉱業,採石業等 58万1210円 6.8%
建設業 49万9260円 0.1%
製造業 52万3946円 1.9%
電気・ガス業 80万3194円 -0.3%
情報通信業 71万3851円 7.7%
運輸業,郵便業 41万1790円 5.4%
卸売業,小売業 36万7165円 0.5%
金融業,保険業 64万5024円 3.8%
不動産・物品賃貸業 54万8808円 -1.1%
学術研究等 63万490円 -0.6%
飲食サービス業等 6万9234円 2.4%
生活関連サービス等 17万269円 3.6%
教育,学習支援業 53万5395円 -0.4%
医療,福祉 29万826円 -5.9%
複合サービス事業 45万9608円 0.8%
その他のサービス業 23万9074円 9.8%