軽自動車から「ミニバン」に乗り換えます。車両価格以外に費用が高くなる要素はあるでしょうか?
軽自動車からミニバンに乗り換えると、車両価格だけでなく、さまざまな維持費にも違いが出ます。自動車税や重量税、車検費用、ガソリン代などはミニバンのほうが高くなることが多いため、費用面での負担が増えることは避けられません。本記事では、軽自動車とミニバンにかかる費用の違いと、ガソリン代の節約方法について紹介します。

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軽自動車とミニバンにかかる費用の違い

ここでは、軽自動車とミニバンにかかる費用項目と目安となる金額を紹介します。
 

自動車税

平成27年4月1日以後に最初の新規検査を受けた自家用の軽自動車の自動車税は一律1万800円です。一方、令和元年10月1日以後のミニバン2000ccの場合の自動車税は3万6000円です。
 

自動車重量税

軽自動車の自動車重量税は年間3300円で、ミニバン2000ccの自動車重量税は年間1万6400円ほどと考えられます。
 

車検にかかる費用

2年に1回行われる車検代は、軽自動車は4万~8万円ほどが相場といわれています。一方、ミニバンは8万~15万円ほどと考えられます。
 

自賠責保険料

軽自動車の自賠責保険料は、24ヶ月の契約期間で1万7540円です。一方、ミニバンの自賠責保険料は、24ヶ月の契約期間で1万7650円です。
 

ガソリン代

ここでは、軽自動車の燃費を25km/L、ミニバンの燃費を20km/Lと仮定してガソリン代の差を計算していきます。なお、年間の走行距離を1万km、2025年2月3日現在のガソリン価格184.6円/Lを適用します。

軽自動車のガソリン代:
1万km÷25km/L×184.6円/L=7万3840円/年

ミニバンのガソリン代:
1万km÷20km/L×184.6円/L=9万2300円/年