新車を購入したら「SOSボタン」というものが付いていました。緊急時に便利そうですが無料ではないですよね?
車の天井付近についている「SOSボタン」を利用するには、いくらかかるのか気になる方もいるでしょう。   SOSボタンは、新車購入時から一定期間は無料で使える自動車メーカーもあるようです。そこで今回は、SOSボタンの概要や注意点、料金について解説します。

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SOSボタンとは

SOSボタンとは、緊急時に専門のオペレーターにつながり、警察や消防への通報をサポートするボタンです。自動車メーカーによって呼び名が異なるようですが、大手自動車メーカー各社が車に搭載しているようです。
 
メーカーによって搭載機能が異なりますが、急に体調が悪くなり動けなくなったときや事故を起こして身動きが取れなくなったときなどに、車の中から通報できます。また、煽り運転をされ、警察を呼びたいときにも利用が可能です。
 
SOSボタンは、専用のスイッチを押すことでオペレーターにつながります。スイッチを押す場合は、車を安全な場所に停止させてから行うことが推奨されているようです。
 
多くの車種では、視線を前方向からそらさないと押せない位置にボタンがあり、運転しながら押そうとすると、かえって事故につながる可能性があります。また、誤操作防止のため「長押し」をする必要があり、運転しながらでは落ち着いて操作できないでしょう。
 
一方で、ボタンの操作だけではなく、エアバッグの作動によって自動的に警察や消防に連絡が行くケースもあります。例えば、大きな事故により、SOSボタンを押せないケースもあるでしょう。
 
エアバッグが作動するような事故の場合は、車が「事故の発生」を判断して通信センターへ自動で接続するようです。その場合は、オペレーターがドライバーに呼びかけを行いますが、返答がなければ重大な事故と判断され緊急車両が手配されるでしょう。
 

SOSボタンの注意点