
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
東大生の親の年収
東京大学学生委員会の「2021年度(第71回)学生生活実態調査結果報告書」によると、2021年における、生計を支えている方の年収(世帯年収)は表1の通りです。
表1
450万円未満 | 10.8% |
450万円~750万円未満 | 11.2% |
750万円~950万円未満 | 13.2% |
950万円~1050万円未満 | 10.2% |
1050万円~1250万円未満 | 12.1% |
1250万円以上 | 18.6% |
分からない | 24.0% |
出典:東京大学学生員会「2021年度(第71回)学生生活実態調査結果報告書」を基に筆者作成
厚生労働省の「2022年(令和4年)国民生活基礎調査の概況」によると、2021年における児童のいる世帯の平均年収は785万円でした。東大生がいる家庭の世帯収入のうち750万円未満の割合は22.0%で、平均値が全体を引き上げているとしても、東大生の親の年収は高い傾向にあるといえるでしょう。
所得の分布を比較してみると、一般世帯では1200万円以上が全体の7.4%であるのに対し、東大生の親は年収1250万円以上が18.6%であるため、高所得世帯の割合が高いことが分かります。
東大生の親の職業
東大生の親はどういった職業に就いているのかが、気になる方もいらっしゃるでしょう。前述の「2021年度(第71回)学生生活実態調査結果報告書」によると、父親の職業で多かった職種は、以下の通りです。