
▼65歳から70歳まで「月8万円」をアルバイトで稼ぐと、年金はどれだけ増える?
働きながら年金を全額受け取れる条件とは?
働きながら受給する年金を「在職老齢年金」と呼びます。日本年金機構によると、給与収入と老齢厚生年金額の合計が50万円(令和6年度の支給停止調整額)を超えた場合、老齢厚生年金の一部もしくは全額が支給停止となり、受け取る年金額は減少します。
例えば、老齢厚生年金額が月に15万円だとすると、賞与を含む月収が35万円を超えていれば減額されます。
支給停止される金額は「{(総報酬月額相当額+老齢厚生年金の基本月額)-50万円}×2分の1」です。
なお、日本年金機構によれば、総報酬月額相当額は「(該当月の標準報酬月額+該当月より前の1年間の標準賞与合計額)÷12」です。標準報酬月額は、税引き前の給与を一定額ごとに等級で区分し、本人の給与を該当する等級に当てはめた金額をいいます。標準賞与額は、税引き前のボーナスから1000円未満を切り捨てた金額(支給1回の上限は150万円)です。
年金を受け取りながら働くメリット
一定金額を超えない範囲であれば、年金を受給しながら厚生年金保険に加入して働くと毎年老齢厚生年金額が増加する点がメリットです。日本年金機構によると、毎年9月1日(基準日)時点で次の条件に当てはまる方の前年9月から当年8月までの厚生年金保険加入期間を反映して、年金額を毎年10月分(12月に受け取る分)から改定されます。