葬式の香典に「新札はマナー違反」と注意された!「折り目のあるお札」は失礼じゃないの? 参列時の注意点もあわせて紹介
突然の訃報で葬式に参列することになった際に、マナーが心配な人もいるでしょう。株式会社鎌倉新書が2024年3月に実施した「第6回お葬式に関する全国調査(2024年)」によると、一般葬よりも家族葬が多くなっています。一般葬については知識があっても家族葬への参加経験がなく、葬式のマナーに自信がない人もいるかもしれません。   本記事では、葬式に関するマナーや香典の相場を紹介します。

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葬式に関するマナー

葬式では、マナーを知っておかないと恥をかいてしまうかもしれません。香典に関するマナーや葬式のあいさつに関するマナーを紹介します。葬式のマナーを学び、不安をなくしておきましょう。
 

香典袋へのお金の入れ方

香典袋へお金を入れる際は、香典袋の表側に対して、お札を裏側で下向きに入れるのがマナーです。香典袋にお札を入れるときは、お札の方向を確認しましょう。
 
またお金は、「新札」や「古すぎるお札」は避けるようにしてください。「新札」を入れてはいけない理由は、新札は事前に準備が必要で、まるで「不幸が起きるのを予想していた」と捉えられる可能性があるからです。
 
「古すぎるお札」を入れてはいけない理由は、使い古されてボロボロになっているのは失礼にあたるからです。香典袋にお札を入れるときは、適度に使用感のあるお札を選びましょう。
 

香典袋の書き方

香典袋の書き方は、薄墨の毛筆や筆ペンで書くのがマナーです。香典の外袋には、上側に表書き、下側に自分の名前を書きます。表書きは宗教や宗派によって異なり、仏教であれば「御香典」や「御霊前」、「御仏前」と書きます。キリスト教であれば「御花料」や「献花料」、神式なら「御玉串料」や「御神前」です。
 
香典を自分1人で渡す場合は、自分のフルネームを書き、夫婦で渡す場合は、夫のフルネームの横に妻の名前を書きます。中袋の表側には金額を書き、裏側には住所と名前を書いてください。
 

香典の渡し方