
▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?
親戚のご祝儀はいくら払うべき? 相場は?
結婚式のご祝儀の相場は、新郎新婦との関係性やゲスト側の年齢によって異なります。マイナビウェディングによると、20代のゲストの場合、きょうだい間では3~5万円、友人知人で2~3万円、いとこの場合も2~3万円が相場であるとのことです。今回のケースのように新卒1年目で親戚の結婚式に参列する場合は、2万円もしくは3万円を包むのがベターといえるでしょう。
ご祝儀を贈らなくてもいいケース
社会人であっても。ご祝儀を贈らないケースもあります。それは「家族単位で参列する場合」です。親戚の結婚式の場合、一家そろって招待されることも多いでしょう。その場合は社会人だからといって個別にご祝儀を包まなくても、家族分として包めば十分ということもあります。
筆者が結婚式を挙げた際も、夫の叔父・叔母・いとこを一家そろって招待し、いとこの兄のほうは社会人でしたが、ご祝儀は「○○家」のように家族連名で包まれていました。
地域差はありますが、「未婚の子ども」は大人であっても、ご祝儀は単独でなく、「家族単位で包むもの」という認識を持っているケースもあります。筆者の地域ではその慣習があったため、筆者側も引き出物は「家族分」として、1つのみ用意していました。このような認識が一般的な地域の場合は、家族で招待したのに個別でご祝儀を用意すると、引き出物が足りなくなり、逆に気を遣わせてしまうことがあるかもしれません。