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新幹線で仕事をする意味と現代の働き方
忙しいビジネスパーソンにとって、新幹線の移動時間は貴重な作業時間です。特に出張が多い人にとっては、移動中に仕事を進めることで効率を上げ、到着後の時間を有効活用できます。
特に近年、リモートワークの普及により「どこでも仕事ができる」スタイルが定着しつつあります。その一環として、新幹線内でノートパソコンを広げて仕事をする光景も以前より増えてきているのかもしれません。
しかし、その一方で「新幹線の中でPC作業をするのはマナー違反では?」という意見もあるでしょう。実際のところ、新幹線でのPC作業はどこまで許容されるのでしょうか?
新幹線での仕事はどこまでOKか?
新幹線は基本的に公共の場であり、周囲の乗客の迷惑にならない範囲で仕事をすることが求められます。
そのため、例えば音を立てずに行える、資料確認やちょっとした編集作業程度であれば問題はないでしょう。また、タイピングにしても軽くメモを取る程度の静かな打鍵音ならば、周囲もそれほど気にならないかもしれません。
一方、迷惑になりやすい行為としては、大きな声での通話やオンライン会議が挙げられます。新幹線内の電話はデッキで行うのが基本です。新幹線の車内は静かなので、ちょっとした声でも意外と響くこともあるでしょう。
また、激しいタイピング音は迷惑となりがちです。特にメカニカルキーボードなど、打鍵音が大きいものは周囲の迷惑になる可能性が高いでしょう。ほかにも、となりの座席にはみ出すような資料の広げ方もマナー違反といえます。