一人暮らしの食費が「6万円」なのですがあと「2万円」は減らしたいです。いい方法はありますか?
物価の高騰が著しい昨今において、家計収支を安定させるために、何らかの節約を試みる方は多いでしょう。日々の支出のなかで、食費が多くの割合を占めている方は少なくないはずです。その場合、食費をうまく節約できれば、家計収支に余裕が生まれるかもしれません。   そこで本記事では、食費を節約するためにおすすめの方法を紹介します。

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一人暮らしにおける食費の平均額

総務省が発表した「家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、一人暮らしの世帯における食費の月平均額は4万6391円とされています。
 
本記事のタイトルのように月に6万円かかっている場合は、平均額から考えると多いでしょう。ただし、食費は各々のライフスタイルなどによって異なるものです。状況次第では、食費が高めになってしまう人もいるでしょう。
 
同調査では、一人暮らし世帯における消費支出額の月平均額も明らかにされています。消費支出額には食費も含まれており、その金額は16万7620円です。つまり、消費支出額の約27%を食費が占めていることになります。
 
一般的に、食費は手取り額の10~15%に収めることが理想とされています。あくまで目安ですが、食費の使いすぎをチェックする一つの基準になるでしょう。
 

食費の節約方法

食費の節約方法はいくつかありますが、基本になるのは自炊だといえるでしょう。場合によるとはいえ、外食や中食に比べると、自炊をした方が食費を節約できるケースは多いはずです。
 
中食とは、総菜や弁当などを購入し、自宅で食べることをいいます。外食と自炊の中間のようなイメージです。中食は外食に比べると食費を抑えられるかもしれませんが、自炊よりは節約効果が薄くなると考えられます。
 
ここからは、自炊をする場合において食費を節約する方法を解説します。
 

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