
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
弁護士の年齢別平均年収
ここでは、厚生労働省が公表しているデータをもとに、弁護士の年齢別平均年収を表1にまとめました。
表1
20~24歳 | 295万7600円 |
25~29歳 | 603万1700円 |
30~34歳 | 597万4500円 |
35~39歳 | 693万6600円 |
40~44歳 | 1043万8100円 |
45~49歳 | 967万7600円 |
50~54歳 | 981万6500円 |
55~59歳 | 952万6100円 |
60~64歳 | 1790万5600円 |
出典:厚生労働省「弁護士 – 職業詳細」より筆者作成
厚生労働省のデータをみてみると、40~44歳で平均年収が1000万円を超えていることが分かります。また、45~59歳も、1000万円に近い年収を得ています。60~64歳では年収がさらに跳ね上がり、平均値は1800万円近くです。
弁護士の主な仕事内容
弁護士は法律の専門家として、幅広い業務を担っています。主に民事事件と刑事事件を取り扱い、依頼者の権利と利益を守るための法的支援を提供します。
民事事件での仕事内容
民事事件では、日常生活や企業活動から生じるさまざまな法的紛争を扱います。例えば、不動産取引のトラブルや借金問題をはじめ、交通事故の損害賠償、建築物の瑕疵に関する紛争、医療過誤などの専門的な事案です。離婚や相続といった家庭内の問題、企業間の紛争、労働問題なども重要な業務領域です。
弁護士は、依頼者との面談を通じて問題の本質を理解し、最適な解決策を見いだすことに努めます。必要に応じて示談交渉を行い、交渉が困難な場合には訴訟を提起して裁判所での法的手続きを進めます。