会社の社長が「うちの社有車をセンチュリーにするかな」と言っていました。購入価格も維持費も高いんですか?
日常生活における移動手段として重宝する自動車は、仕事の場面でも役に立っています。   また、企業は社用車の購入を検討するケースも多くあるでしょう。自動車の購入時には購入費用などの金銭面が懸念点になりますが、高級車の購入を検討しているならなおさらです。   そこで本記事では、トヨタ自動車株式会社のセンチュリーについて紹介します。

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センチュリーの購入価格

「センチュリー」は、トヨタ自動車株式会社が発売している高級車です。センチュリーは、SUVタイプとセダンタイプの2種類で展開されています。公式サイトによると、SUVタイプの車両本体価格は税込みで2500万円です。
 
一方、セダンタイプの車両本体価格は税込みで2008万円となっています。セダンタイプのほうが500万円ほど安いものの、どちらもかなり高額であることに変わりはありません。
 
なお、これら金額は車両本体価格です。実際に購入する際には、ほかにもさまざまな費用が発生しますが、その一つに法定費用があります。以下に、法定費用の内訳をまとめました。


・自動車税環境性能割
・自動車重量税
・自賠責保険料
・リサイクル料
・消費税

法定費用以外にも、場合によっては車庫証明取得代行費用や納車費用などの諸費用がかかります。実際の購入価格がどれほどになるかは状況次第ですが、車両本体価格から費用が増大するケースも少なくないでしょう。
 

自動車の維持費

自動車にかかる維持費について、主な項目は以下の通りです。


・自動車税
・車検代
・各種保険料
・ガソリン代
・駐車場利用料
・各種消耗品費用

ガソリン代は車の使用状況で異なりますが、自分の土地を使用するのであれば駐車場の利用料はかかりません。また、自賠責保険は法律で加入が義務付けられていますが、その他の自動車保険の加入は任意です。保険料は各保険会社やプランによって異なるため、自動車の維持費も異なります。
 
なお、自動車税は車の使用用途や自動車の総排気量ごとに税額が定められています。センチュリーの総排気量は、SUVタイプが3456リットル、セダンタイプが4968リットルです。白ナンバーの自家用車として使用する場合、SUVタイプのセンチュリーは5万7000円、セダンタイプは8万7000円が自動車税として年間でかかります。
 
なお、緑ナンバーの営業用として利用する場合の自動車税は、SUVタイプが1万7900円、セダンタイプでは2万7200円です。セダンタイプは総排気量が多いため、自動車税が高めに設定されています。
 

維持費を抑えるには