ブラックカードは「高所得者」が持つものというイメージがあります。所有するための明確な基準はあるのでしょうか?
ブラックカードについて、特別な人が使えるクレジットカードというイメージはあっても、詳しいことは何も知らないという方が多いでしょう。ブラックカードを持つためにはどのような条件や審査があるのでしょうか?   今回は、ブラックカードの概要と取得条件や審査、年収の基準があるのかを紹介します。

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ブラックカードとは

ブラックカードとは、最高グレードのクレジットカードです。クレジットカードのグレードは、「一般、ゴールド、プラチナ、ブラック」の順にランクが上がり、ブラックカードは、上限額が高く、ハイクオリティなサービスを利用できます。年会費が高く、多くが招待制(インビテーション制)であり、審査の難易度が高いことが大きな特徴です。
 
ブラックカードの主なメリットは、所有する人の社会的信用度を証明し、さまざまな特典サービスが利用できることです。
 
例えば、「Mastercard Black Card」には、ホテルやゴルフ場などの優待・予約サービス、映画館や美術館で使える鑑賞券など、アクティブな富裕層をサポートするための魅力的な特典が充実しています。
 

● キャッシュバック還元率1.25%
● マイレージ移行の上限なし
● コンシェルジュサービス
● リムジンサービス
● コミュニティサービス
● ポイント還元
● 各種特別優待サービス

 
なお、「Mastercard Black Card」の年会費は11万円(税込)、家族会員は2万7500円(税込)で利用できます。
 

ブラックカードを持つための条件

「Mastercard Black Card」のように自分で申し込めるものもありますが、多くの人がイメージするブラックカードの取得には、カード会社からの招待が必要です。招待される条件や審査基準は非公開で、利用者側から申請できるものではないため、カード会社からの招待を待つしかありません。
 
したがって、ゴールドカードやプラチナカードなどのステータスカードを取得して、可能な限り有効活用する必要があります。
 
具体的には、以下のポイントを押さえておくと、カード会社から招待がくる可能性が高くなります。