
▼住宅ローンは「繰上げ返済」すべき? メリットについて解説
そもそもなぜ確定申告が必要なの?
確定申告には所得税を納める「所得税の申告納税」とは別に、納付しすぎた所得税の還付を受けるための「還付申告」もあります。この「還付申告」の代表的なものに1つに「住宅ローン控除」があります。この「住宅ローン控除」を受けるために、確定申告が必要になります。
「住宅ローン控除」を受けるための手続きは、会社で行われる簡易手続きである「年末調整」ではできないため、自分で税務署にて手続き(確定申告)します。なお、確定申告で住宅ローン控除の手続きが必要なのは1年目だけで、2年目以降は年末調整で行えます。
住宅ローン控除に必要な書類を準備しよう
確定申告に必要な書類は表1のとおりです。
【表1】
<上記以外の必要書類>
・本人確認書類 (マイナンバーやマイナンバー通知カード+運転免許証等)
医療費控除や寄付金控除を受ける場合は、その関連書類も準備しましょう。
確定申告の手順
次に、確定申告の手順を見ていきましょう。
1. 確定申告書の作成
国税庁のウェブサイトで「確定申告書等作成コーナー」を利用すると便利です。手順にしたがって入力し、申告書を作成します。
2. 必要書類の添付
上記の必要書類をそろえて、確定申告書に添付します。
3. 提出方法の選択
確定申告書の提出方法は、郵送、税務署への持参、オンライン提出(e-Tax)があります。オンライン提出は自宅から手軽に申告ができるため、おすすめです。