免許を取り立ての息子に車を貸したら、早速ぶつけて「へこみキズ」が…修理費がかかるのでそのまま走行しているのですが、問題ないのでしょうか?
運転をしていると、操作ミスで車体にひっかき傷やぶつけた跡などがついてしまうことがあります。   今回のケースでは初心者の息子が慣れない運転で傷をつけてしまったとのことですが、傷の大きさや深さによっては、修理費を惜しんでそのまま放置したいと思うかもしれません。   放置していいかどうかは傷の状況によります。問題ない場合もあれば、後々面倒なことになるケースもあるでしょう。   本記事では車の傷について知っておくといいポイントをご紹介します。

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車の傷は放っておくと問題ある?

免許を取ったばかりのドライバーの場合、「今後もすったりぶつけたりして傷がつくかもしれない」と考え、修理をためらってしまうことがあるかもしれません。あるいは今回のケースのように修理費がネックになって直さないこともあるでしょう。
 
しかし放置しない方がいい傷やダメージもあります。
 

放置すると車検に通らない可能性がある

放置するとよくない傷としては、例えば、車検で引っかかってしまうようなものが挙げられます。具体的には以下のような傷があります。

・へこみすぎてドアの開閉に支障がある
 
・バンパーが外れて落ちそうなダメージがある
 
・ボンネットがゆがんでまともに開閉できない
 
・ヘッドライトの明かりが正常でないほど破損している
 
・フェンダーがへこんでタイヤが露出している
 
・ウインカーが点灯しないほど壊れている
 
・窓ガラスも割れてしまっている

一口に破損といっても状況はそれぞれ異なるため一概にはいえませんが、安全な運転に支障をきたすようなダメージがあれば、放置すると車検に通らないおそれがあります。
 

放置すると車の劣化を招くおそれもある