老後資金が年金だけだと、一般的な家庭では毎月5万2014円の不足が生じる可能性があることが分かりました。将来受け取る年金額を増やすために、iDeCoの活用を検討する方もいるでしょう。
2024年12月からは、企業年金のうちDB・共済等の他制度に加入している方の掛け金の上限が月額1万2000円から月額2万円に引き上げられました。また個人口座から掛け金を拠出する場合は勤務先に申請する必要がなくなるなど、手続きが簡単になっています。
将来もらえる年金額は各家庭によって異なりますが、老後の家計収支は一般的に赤字になる傾向にあることを踏まえて、老後資金の準備を検討しておくことは大切です。
出典
日本年金機構 令和6年4月分からの年金額等について
総務省統計局 家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要 II 総世帯及び単身世帯の家計収支 <参考4> 65歳以上の無職世帯の家計収支(二人以上の世帯・単身世帯) 図1 65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)の家計収支 -2023年-(18ページ)
政府広報オンライン iDeCoがより活用しやすく! 2024年12月法改正のポイントをわかりやすく解説
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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