県外に大学入試を受けに行く娘に「付き添って欲しい」と言われています。普通、親は付き添うべきでしょうか…?
大学受験ともなると、高校受験よりも親の出番は少なくなるイメージがあるかもしれません。   しかし、県外の大学を受けるとなると、試験会場まで何時間もかかったり、宿泊が必要になったりすることもあるでしょう。その場合、親が付き添うべきか迷うこともあるはずです。   本記事では、県外での大学入試に親が付き添うメリットとデメリットをまとめるとともに、保護者同伴の宿泊プランについてもご紹介します。

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県外での大学入試に親が付き添うメリット

県外での大学入試に親が付き添うメリットとしては、子どもに安心感を与えられることが挙げられます。親が一緒にいることで「道に迷うかもしれない」「電車に乗り遅れて遅刻するかもしれない」などの不安が軽減されるため、入試のこと以外の心配ごとを減らせるでしょう。
 
受験生はただでさえ孤独を感じやすく、特にメンタルの弱い人にとっては精神面での心配が大きくなる可能性もあります。「自分は試験のことだけを考えていればよい」と思うことができれば、集中力も高まるかもしれません。
 
同時に、親にとってもメリットがあるでしょう。県外の大学を受ける場合は、付き添うことで親も大学周辺の様子を知ることができます。試験が終わるのを待っている間に周辺環境をチェックしたり、賃貸物件の家賃相場を調べたりすることもできるでしょう。
 

県外での大学入試に親が付き添うデメリット

子どもが県外の大学を受ける場合、入試に親が付き添うとなると、費用面でのデメリットが考えられるでしょう。交通費や宿泊費、現地での食事代などがすべて2倍かかることになります。
 
特に、大学受験シーズンは試験会場周辺の宿泊施設の予約が埋まってしまう可能性が高いため、宿泊先を確保することも大変かもしれません。また、親が仕事を休まなければならなかったり、体力面での不安があったりする人もいるでしょう。
 
そのほかにも、子どもが自立する機会を奪ってしまったり、子どもが親に気を遣って前日の勉強時間を減らしてしまったりする可能性もあります。
 

保護者同伴の宿泊プランもある