社員から役員への昇進は可能? 役員になる方法や年収目安を解説
みなさんの中には、役員になることを目標に働いている人がいるかもしれません。そのようななかで、一般社員から役員になれるのかが気になる人もいるでしょう。   今回は、一般社員から役員になれるのかについて解説します。あわせて、年収の差や役員を目指す方法についてもまとめたので、ぜひ参考にしてください。

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一般社員から役員に昇進できる?

結論からいうと、一般社員から役員になることは、不可能ではないようです。ただし、一般社員と比べて求められるスキルレベルが高かったり、仕事への責任が大きくなったりする点には注意しなければなりません。
 
求められるスキルとしては、経営に関するもの全般とされます。特に重要なスキルは、マネジメントスキルといえるでしょう。現場はもちろん、経営の観点でのマネジメントが求められる場面もあるようです。
 
そのほかには、特定分野の専門スキルも必要とされる可能性があります。役員は何かしらの部門を全般的に担当する場合があるとされ、該当する部門のスキルがなければ役員は務まらない可能性があります。例えば、営業部門を担当する場合、営業に関する専門的なスキルが求められると考えられます。
 
また、事業戦略や組織戦略、財務・法務といった経営スキルも必要になる可能性があります。経営スキルは役員に必須の能力と考えられるため、役員を目指すのであれば、該当する能力を身につけるとよいかもしれません。
 

一般社員から役員になるための方法

一般社員から役員になるための方法は、大きく分けて次の2つがあるようです。

●社内昇進を目指す
●転職する

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきます。
 

社内昇進を目指す

社内で実績を上げていけば、昇進によって役員に任命される可能性があります。例えば「この人がいなければ会社が回らない」「会社に十分な利益を与えている」と認識されることなどがポイントになるでしょう。
 
ただし、一般社員からであれば、課長や部長など、社内の役職も経由する必要があるため、役員へたどり着くまでには相応の時間がかかるかもしれません。すぐに役員になれるわけでない点には注意しましょう。
 

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