
▼扶養内で働いてるけど、労働時間が「週20時間」を越えてしまった!「社会保険」に加入する必要はある?
正社員の平均年収
国税庁の令和5年分民間給与実態統計調査によると、正社員の平均年収は530万3000円です。一方、パート勤務・月収17万円で1年間働いた場合、年収は204万円になり、正社員の平均年収と2.5倍以上の差があります。
正社員とほぼ変わらない内容の仕事をしており、収入などに不安がある人は、正社員としての就職を検討してもよいかもしれません。
ただし、上記の年収はあくまで全国の平均です。年収は地域や企業規模によっても変動する可能性があるため、それらの点も考慮する必要があるでしょう。
パートと正社員の待遇の違い
パートと正社員では、給与以外にも異なる点があります。まずは、どのような違いがあるのか、比較してみましょう。
契約期間
パートと正社員の違いとして、契約期間が挙げられます。通常、正社員は契約期間の縛りがない労働契約(無期雇用)で、企業が定めている定年まで働けるとされています。一方、パートはほとんどの場合、雇用期間が決められています。
パートの契約期間は企業によって異なりますが、契約満了時には、継続契約か退職かを選ぶことになるでしょう。場合によっては、契約更新をしてもらえず、職を失うリスクも考えられます。