年収600万円でも、子どもを私立高校に通わせることは可能です。ただし、年収に対する教育費の割合が、平均よりも高くなってしまう可能性があることから、生活費の見直しや就学支援制度の活用などを検討する必要があるかもしれません。
いずれにしても、高校卒業後は大学進学する可能性もあるため、将来的にいくらくらいのお金が必要になってくるかを試算し、子どもの進学先を決める必要があるでしょう。
出典
日本政策金融公庫 子供1人当たりにかける教育費用(高校入学から大学卒業まで)は減少 ~令和3年度「教育費負担の実態調査結果」~ 2在学費用の負担(8ページ)
文部科学省 令和3年度子供の学習費調査 1学習費総額 表1 学校種別学習費総額の推移(1ページ)
総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat)子供の学習費調査/令和3年度 子供の学習費調査 5 世帯の年間収入段階別,項目別経費の構成比
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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