手作り弁当のメリットは、食費をおさえられる点です。また、使用する食材や調味料を自分で選べることから、塩分や糖分の摂取量を調整しやすい傾向にあります。
 
加えて、食品ロスの観点からは、家庭での余りものを活用できる点も、メリットとして挙げられます。冷蔵庫のなかの食材を使い切ることで、廃棄する予定だった食材を減らせる可能性が高まるでしょう。
 

学食とお弁当、栄養面ではどちらがおすすめ?

学食とお弁当のどちらも、バランスを考えれば栄養面で問題が出ることは少ないと考えられます。学食は栄養バランスが考えられたメニューが提供されている傾向にありますが、お弁当の場合も、献立によって栄養バランスを整えることは難しくないでしょう。
 
栄養バランスが整っていることを前提として、費用面を重視するのであれば、手作り弁当がおすすめです。学食とは月4560円もの差がでるため、お弁当を続けることで、節約につなげられる可能性があります。
 
一方、時間効率を重視するのであれば、学食を検討するのもよいでしょう。調理や準備の時間をかけずに、毎日異なるメニューを選べるのは、学食の大きな魅力です。
 
なお、その日の予定や体調に応じて使い分けることも選択肢の1つです。時間に余裕がある場合は、お弁当を持参し、忙しい日は学食を検討するなど、日によって柔軟に対応するのもよいでしょう。
 

手作り弁当は学食よりも費用をおさえられる傾向にある

今回は、学食と手作り弁当の費用を比較しました。手作り弁当の全国平均は1食あたり222.3円で、学食と比べて月4560円ほどの節約につながることが分かりました。
 
栄養バランスの面では、学食は管理栄養士監修のメニューが提供される場合もあり、手作り弁当は食材や調味料を自分で調整できるという特徴があります。時間や予算、その日の予定に応じて柔軟に使い分けることで、ライフスタイルに合った昼食を選べるでしょう。
 

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