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タイヤの空気圧は燃費に影響する?
タイヤの空気圧が低くなると走行時の地面との接地面積が増え、抵抗が大きくなることで、車の燃費に影響します。具体的には、適正空気圧で走行した場合に比べて、空気圧が50キロパスカル減ったときには、150シーシー分ガソリンが多くかかってしまうようです。
タイヤの空気圧を高くした場合には、燃費を少し改善する可能性があります。しかし、道路との接地がタイヤの中央に集中することで摩耗が早くなり、傷もつきやすくなるためタイヤの寿命を縮めることになるようです。
燃費よく安全に走行するためにも、こまめに空気圧を点検し快適に運転できるようにしましょう。
タイヤの空気圧と安全運転の関係性
タイヤの空気圧は高すぎても低すぎても安全運転に影響を及ぼします。タイヤの空気圧が低すぎる場合、走行中のタイヤへの負荷が大きくなり、タイヤが発熱による損傷を受ける可能性があります。
さらに、雨の日に水たまりの上を走行するときにハンドルやブレーキが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が発生する可能性もあり、事故につながりかねません。
反対に、タイヤの空気圧が高すぎる場合には、障害物を乗り超える際などに切り傷や擦り傷が発生しやすくなり最悪の場合、走行中に突然破裂することもあります。また、クッション性が失われることで車体が跳ねるような感覚となり、操縦安定性が損なわれる場合もあるようです。
適正な空気圧で走行しなければさまざまな弊害が出て、大きな事故にもつながることもあります。空気圧と安全運転の関係性に関する適切な知識を身につけ、事前にトラブルを防ぎましょう。