
▼住宅ローンは「繰上げ返済」すべき? メリットについて解説
住宅ローンで5000万円を借りた場合の総支払額
住宅ローンを5000万円で組んで35年で返済すると、総支払額はいくらになるかシミュレーションしました。
フラット35で団信付き住宅ローンを組んだ場合の借入金利水準で、2025年1月時点の金利1.860%をもとに計算すると、総支払額は「6806万5713円」毎月返済額は「16万2061円」となります。
住宅ローンの借入額はどのくらいが多い?
株式会社レクソル(東京都新宿区)が運営する「イエポタ」の調査「住宅ローンの利用に関するアンケート調査」(調査日時:2024年11月6日~12日、調査対象:住宅ローンで自宅を購入した全国の20~59歳までの男女 計395人)によると、住宅ローンの借入額は5000万円未満の人が87.85%と多数を占めています。借入額のなかでもっとも多いのは、2000万円台で26.84%です。
また、月々の返済額においては、2000万円台借り入れている人の場合、5~8万円が66%でした。
住宅ローン返済の負担を軽くするためにできること
住宅ローンの返済は、長期にわたって行われるものです。しかし、最初に設定したとおりの返済をする必要はなく、状況に応じて返済方法を変更することが可能です。返済方法を変更すれば利息を減らせる可能性があり、総返済額を大きく下げられるかもしれません。
本項では、住宅ローンの返済を軽くするためにできる2つの方法について解説します。