友だちが「食費を月3万円におさえている」と言っています。値上げラッシュのなか、月3万円って厳しくないですか?
一人暮らしの多くの方は食費や光熱費などを節約して、自分のためにお金を使いたいと考えるでしょう。では、食費は1ヶ月3万円におさえることは可能なのでしょうか。   本記事では、一人暮らしで食費3万円は可能なのか、一人暮らしの理想の食費について解説します。食費を3万円におさえるためのポイントもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

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一人暮らしで食費3万は可能?

総務省統計局の「家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 四半期 2024年7〜9月期」によると、一人暮らしをしている方の1ヶ月あたりの食費は約4万円~4万5000円でした。食費を3万円におさえたいなら、自炊をする、コスパのよい食材を購入するなどの工夫が必要です。
 
1ヶ月3万円を30日で割ると1日あたり1000円となり、31日になると約970円で生活をしなくてはいけません。仕事が忙しくて自炊がどうしてもできない、そもそも料理が苦手という方は食費を3万円におさえることは難しいといえるでしょう。

 

一人暮らしの食費の理想はいくらくらい?

一人暮らしの食費の理想は、一般的に手取りの10~15%が目安だといわれています。たとえば給料が25万円の方は、2万5000円~3万7500円が理想の食費です。
 
収入に対して食費が高すぎると、貯金ができない、生活に余裕がないなどが生じる可能性があります。一方で、食費を節約しすぎてしまうと、栄養が足りずに体調を崩しやすくなるリスクがあるため、ほどほどを心がけましょう。

 

食費を3万円におさえたいのであれば自炊が基本

食費を毎月3万円以下におさえたいのであれば、外食やコンビニに行く頻度を下げて自炊をすることが基本です。雑誌やレシピサイトをチェックすれば、節約料理レシピが豊富にあります。動画でも作り方をチェックできるので、料理が苦手な方も始めやすいでしょう。
 
しかし、料理雑誌やサイトを参考にした場合、レシピ通りに作ると食費が高くなる可能性があります。そのため、取り入れられるところのみを参考にするとよいでしょう。本項では、食費を3万円におさえるためのポイントを3つ紹介します。