甥っ子が来年から大学生になります。入学祝い金として「3万円」をあげようかと考えていますが、相場はいくらなのでしょうか?
親戚の子どもへのお祝い金は、年齢が上がっていくにつれて金額も上がっていくものです。しかし、甥っ子・姪っ子が大学へ進学するときのお祝い金をどれくらいの金額にすればよいのかわからない方もいるかもしれません。   金額が相場より低かったり、親戚が用意したお祝い金より高額だったりすれば失礼にあたる可能性もあるでしょう。そこで今回は、大学への入学祝い金の相場について紹介します。

▼子ども名義の口座に「月3万円」ずつ入金してるけど、将来口座を渡すときに「贈与税」はかかるの? 非課税にすることは可能?

甥っ子・姪っ子への入学祝い金の相場は?

大学へ入学するときのお祝い金に決まった金額はありません。3万円包む方もいれば、5万円包む方もいます。
 
リンベル株式会社(東京都中央区)が運営する「ギフトコンシェルジュ」が実施した、「入学祝いをもらった両親400名にインターネット調査」(調査期間:2016年1月、調査対象:入学祝いをもらった両親400名)をもとに、大学入学祝い金をまとめました。
 
表1

祖父母以外からの入学祝い金 割合
3000円未満 0%
3000~5000円 4.7%
5000~1万円未満 21.2%
1万~2万円未満 41.2%
2万円以上 32.9%

出典:ギフトコンシェルジュ「入学祝いをもらった両親400名にインターネット調査」より筆者作成
 
親戚からの大学入学の祝い金が、1万円以上だったという方は74.1%でした。そのうち、2万円以上の方は32.9%です。親戚である甥っ子への大学入学祝いは、1万円以上が多数であることが考えられます。
 

甥っ子が一人暮らしをする場合

甥っ子が、遠方の大学に入学して一人暮らしを始めるというケースもあります。大学入学へのお祝い金には、一人暮らしに活用するための費用として、お祝い金にいくらかのお金を上乗せして渡す方も多くいるでしょう。
 
ただし、大学の入学祝いで金額が高すぎてしまうと、受け取った本人や両親が気を遣ってしまったり、お礼に悩んでしまったりすることがあります。5万円以上になると多すぎるため、他の親戚が渡す金額も参考にしながら金額を決めることがおすすめです。
 

入学祝い金を贈るときのマナー