車の場合、待ち時間が不要で、出発時間を自由に調節できます。また、ドアツードアの移動が可能で、重い荷物があるときや、雨など天気が悪いときには便利でしょう。また、プライバシーが守られた空間のまま移動できる点もメリットです。
 
しかし、燃料代や維持費が必要である点、通勤ラッシュ時の渋滞など交通状況によって予定が変わる可能性がある点、送迎者は自宅へ戻る時間が必要であることを考慮しなければなりません。
 

バス通勤のメリットとデメリット

バスで通勤することは経済的であるといえます。また、移動中に読書や仕事をすれば、時間を有効活用できるでしょう。
 
しかし、バスは決まった本数しか来ないため、時刻表に縛られるほか、交通事情や天候などが原因で時間通りに来ない可能性もあります。
 
ラッシュ時には非常に混む可能性があることから、ストレスを感じるかもしれません。加えて、バス停まで歩く必要があるため、大きな荷物や重い荷物がある場合や、雨天時などは不便でしょう。
 

燃料代だけで比較するとバスの定期代より安くなる可能性がある。ただし車は燃料代以外の費用がかかる

自宅から駅まで車で15分かかる場合、バスでの通勤と車での送迎のどちらが経済的かは、個々の状況によって大きく異なりますが、燃料代だけで比較すれば、バスの定期代より安くなるといえます。
 
しかし、車にかかる費用は燃料代のみではないため、トータルコストで考えると、定期券の方が安価になる可能性が高いといえます。どちらを選択するかについてはコストだけではなく、便利さや長期的な影響なども含めて、総合的に判断する必要があるでしょう。
 
家族で話し合い、お互いの意見を尊重しながら、最適な答えを見つけていくことをおすすめします。平日の通勤はバス、週末は車を使用するなど、柔軟な組み合わせも検討する価値があるかもしれません。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー