夫婦で学生時代の後輩の結婚式に参列予定ですが、ご祝儀を「5万円」と「7万円」で迷っています。5万だと少なく7万だと高い気がしています。夫婦で参列する場合の相場はいくらなのでしょうか?
結婚式に持参するご祝儀は、出席する人数や相手との関係性によって適切な金額が変わります。夫婦で参列する場合、ご祝儀をいくら包めばよいのか悩む方も多いでしょう。   本記事では、夫婦連名でご祝儀を渡す際の相場や、ご祝儀の金額について解説します。新郎新婦に気持ちよく式を挙げてもらうためにも、ご祝儀に対するマナーを理解しておきましょう。

▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?

夫婦連名でご祝儀を渡す際の相場

恋愛情報メディア「LoveMA!」を運営するウェブスターマーケティング株式会社(東京都渋谷区)が行った、「『結婚式で包んだご祝儀の金額』に関するアンケート調査」(調査日:2021年12月13日、調査人数300人)によると、夫婦2人で結婚式に出席する場合は、連名で5万円とする人が最も多い結果となりました。
 
結婚式のご祝儀は、一般的に1人3万円と考える人も多いでしょう。夫婦2人分であれば6万円と考えがちですが、割り切れる数字は避けられる傾向です。そのため、5万円か7万円かで迷う人が多くいます。アンケート結果からは、5万円を選ぶ人が多いことが分かり、5万円では少ないと感じていた人も安心できるでしょう。
 

夫婦で出席する際のご祝儀で6万円は避けたほうがよい?

結婚式のご祝儀は、「奇数」がよいとされています。偶数は割り切れる数字であり、「別れる」ことを連想させてしまうためです。ご祝儀として6万円を包む際には、1万円札5枚と5千円札2枚にするなど、お札の枚数が奇数になるように工夫する方法があります。
 
また、ご祝儀が5万円では少ないのではと後ろめたい気持ちになる人は、プラスとして別の品物やギフトカードを添えるとよいでしょう。このような形で新郎新婦への心遣いを示せば、喜ばれます。
 

ご祝儀の渡し方について

結婚式の受付でご祝儀を渡す際には、「新郎(あるいは新婦)の友人の〇〇です」と自己紹介してから渡すのが礼儀です。また、ご祝儀袋が傷つかないように、ふくさで包んでおくのがマナーです。
 
ご祝儀袋をふくさから取り出す際の手順は、以下の通りです。