20代後半で一人暮らしをしているのですが、お金が全然貯まりません。一人暮らしの人はどのくらいのお金で生活しているでしょうか?
一人暮らしをしている人のなかには、なかなかお金が貯まらないと悩む人もいるでしょう。お金が貯まらない理由はさまざまありますが、収入のわりに支出が多くなり貯金まではできないケースも一因です。   本記事では、一人暮らしの人がどれくらいのお金で生活しているのか、また貯金額はいくらなのかについて解説します。また、一人暮らしでお金を貯める方法についても触れていきます。

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一人暮らしで必要なお金

一人暮らしの人は、月にどれくらいのお金で生活しているのでしょうか。総務省の「家計調査 家計収支編 2023年」によると、単身世帯全体の消費支出は月16万7620円、34歳以下は17万281円だと分かりました。
 

一人暮らしの人の貯金額

次に、一人暮らしの人はどれくらいのお金を貯めているのでしょうか。
 
金融広報中央委員会の知るぽるとの「令和5年 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]」 によると、単身世帯の貯金額は平均408万円でした。20代後半のデータはありませんが、20代の平均は65万円、30代になると一気に上がり289万円となります。
 

一人暮らしでお金を貯める方法

一人暮らしの場合、固定費を含めた支出のすべてを自分一人の収入でまかなわなくてはいけません。そのため、どうしても貯金は後回しになりがちです。
 
本章では、一人暮らしでもお金を貯めるためにできる方法について解説します。さまざまな工夫をして、お金を貯めていきましょう。
 

家計簿をつけて収支を把握する

貯金をするにあたっては、まず自身の収支を把握するところから始めます。そのためには、家計簿をつけていくとよいでしょう。自分にどれくらいの収入があるのか、毎月どれくらいのお金を使っているのかを知ることで、ムダな支出をおさえたり見直す部分が見つかったりします。
 
家計簿をつける方法として、手書きで家計簿ノートに書くといった方法のほか、家計簿アプリを利用する方法もあります。レシートを撮影するだけで家計簿をつけられるアプリなどもあるため、自分に合った方法で続けていくとよいでしょう。
 

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