浴槽掃除を「お湯で流すだけ」で済ませる父…せめてスポンジでこすった方がよいと思うのですが、衛生面では問題ないのでしょうか?
お風呂掃除といえば洗剤とスポンジを使ってこすり洗いした後、シャワーで流すイメージがある人が多いでしょう。   手間がかかるお風呂掃除を楽に済ませるために、浴槽にお湯を流すだけで終わらせたくなる気持ちは分かります。この場合衛生上の問題はないのか、疑問に感じる人もいるでしょう。   本記事では、お風呂掃除の必要性や、浴槽にお湯を流すだけで衛生上問題はないのかを解説するとともに、お風呂掃除にかかるコストについてもご紹介します。

▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較

お風呂掃除の必要性とは?

お風呂掃除が必要な理由は、お風呂場が高温多湿で汚れがたまりやすい場所であるからです。お風呂場で発生しやすい汚れには、水あかやせっけんカス・湯あか・皮脂汚れなどがあります。雑菌やカビはこうした汚れを栄養分にして繁殖するため、掃除せずにいると非常に不衛生な状態になってしまうおそれがあります。
 
そのような状態のお風呂場を使い続けていると、肌荒れや体調不良を引き起こす原因にもなりかねません。さらに、排水管にも汚れがたまり、詰まりや悪臭の原因になることもあるでしょう。
 
お風呂場を常に清潔な状態で使えるようにするため、また家族の健康被害を防ぐためにも、お風呂掃除はしっかり行う必要があります。できる限り毎日、最低でも2日に1回は掃除するようにしましょう。
 

浴槽掃除はお湯を流すだけでも問題ない?

「浴槽はお湯を流すだけで汚れが落ちる」と思っている人もいるかもしれません。お風呂掃除はほぼ毎日行うものなので、面倒に感じたり洗剤代や水道代がもったいないと思ったりする人もいるでしょう。
 
しかし、お湯を流すだけでは表面の汚れしか落とせず、十分に清潔な状態にはならないと考えられます。洗剤を使わないにしても、シャワーでお湯をかけた後にスポンジでこするなどして汚れをしっかり落としておきましょう。最後に洗い流すだけなので、こまめに掃除をしておけば1回の掃除にそれほど手間や時間をかける必要はないはずです。
 

お風呂掃除にかかるコスト