
▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
「自動車の保管場所の確保等に関する法律」とは?
「自動車の保管場所の確保等に関する法律」では、「何人も、道路上の場所を自動車の保管場所として使用してはならない」と規定されています。これに違反していると認められた場合、「3ヶ月以下の懲役または20万円以下の罰金」が科されるとも記載されています。
この法律には具体的に「これくらいまでならはみ出してもOK」といった基準は定められていません。そのため、自分の車両が道路にはみ出していることが確認された場合、違反が認められる可能性があるでしょう。
駐車場からはみ出した場合のリスク
「ちょっとくらいいいか」という軽い気持ちで車が道路にはみ出した場合、さまざまなリスクが考えられます。前記した罰金はもちろんですが、ほかにも注意すべき点は少なくありません。ここでは2点ほど紹介します。
車庫証明が取れない
車を購入、保有したときなどに必要となる車庫証明ですが、本件のように駐車場のスペースが十分確保できない場合、車庫証明が取得できない可能性が高いです。車庫証明が取れないと、ナンバーを取得できず、車を所有することが事実上不可能といえるでしょう。
近隣住民からの苦情やトラブル
はみ出した車が交通の妨げになる場合、近隣住民や通行人から苦情が寄せられるかもしれません。近隣住民との関係が悪化したり、これがきっかけで警察に通報されたりする可能性もあるでしょう。