「ガス乾燥機」VS「ドラム式洗濯乾燥機」コストが安いのはどちら?それぞれのメリット・デメリットも解説
洗濯物を干す時間や場所がない場合や、手間を省きたい場合などに、乾燥機の導入を検討されることもあるでしょう。   ガス乾燥機とドラム式洗濯乾燥機のどちらを選ぶべきか迷ったときは、それぞれかかるコストやメリット・デメリットを比較してみることをおすすめします。   本記事では、洗濯にかかるコストをおさえる方法についても詳しくご紹介します。

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「ドラム式洗濯乾燥機で洗濯+乾燥」と「ドラム式洗濯機で洗濯+ガス乾燥機で乾燥」にかかる費用を比較

まずは、以下のドラム式洗濯乾燥機を例に挙げて、洗濯から乾燥まで行う場合にかかるコストを見てみましょう。シャープ株式会社が公表している、洗濯、乾燥にかかる目安のコスト(あるドラム式乾燥機の場合)を表1にまとめました。
 
表1

洗濯のみ
※容量11キログラム
洗濯~乾燥
※容量6キログラム
水道代 約19.7円 約12.8円
電気代 約2.3円 約18.6円
合計 約22円 約31円

出典:シャープ株式会社「04.タテ型とドラム式 節水・省エネ能力の違い」を基に筆者作成
 
ドラム式洗濯乾燥機で洗濯から乾燥まで行った場合のコストは、約31円かかる計算です。
 
一方で、同様のドラム式洗濯乾燥機で洗濯のみを行った場合のコストは約22円です。今回例に挙げる乾燥容量6キログラムのガス乾燥機の使用コストを調べたところ、1回当たりの乾燥におよそ83円かかることが分かりました。合計すると約105円となります。
 
ドラム式洗濯乾燥機で洗濯から乾燥まで行った方が、約74円安くなる計算です。1日1回洗濯と乾燥を行った場合、1ヶ月(30日)に換算すると約2220円の節約になります。
 
ただし、洗濯機やガス乾燥機の種類、モードなどによってかかる水道光熱費には差がありますので、あくまで目安として参考にしてください。
 

それぞれのメリット・デメリット