最近寒くなったので、入浴途中に「追いだき」を使用してしまいます。追いだきを使用しない場合に比べて、1ヶ月でいくらガス代が高くなっているのでしょうか?
寒い季節になると、入浴中に「追いだき」を利用することも増えますが、これがどれほどガス代に影響するかは気になるところです。本記事では、追いだき機能を使うことで、毎日の入浴時にかかるガス代がどのくらい増えるのか、1ヶ月でどの程度の差が出るのかを見ていきましょう。

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追いだき機能の仕組み

追いだき機能は、冷めたお湯を再度温めて浴槽に戻す便利な機能で、特に寒い季節や家族で入浴の時間帯が異なる場合に重宝します。追いだきでは、冷めたお湯を追いだき用の配管に戻し、貯湯タンクの熱交換器で再加熱して浴槽へ戻すという仕組みです。
 
この循環過程によって、冷めてしまったお湯を再び温められるため、浴槽に新しいお湯を足さずに快適な温度を保つことができます。また、追いだき用の配管は通常の給湯配管とは別なので、汚れやゴミが混入することはなく清潔性が保たれます。
 

追いだき機能のメリット

追いだき機能には、次のようなメリットがあります。
 

入浴時間を気にしなくてよい

お風呂の湯温は、時間がたつと徐々に冷めてしまいます。しかし、追いだき機能があれば入浴の時間帯を気にする必要はありません。
 
追いだき機能を使うと冷めたお湯を再び温められるため、仕事や家事で入浴時間が遅くなったとしても、いつでも温かいお風呂につかることができます。冷めたお湯に入る心配がなく、家族全員が快適に利用できるでしょう。
 

水道代の節約

追いだき機能を使うことで、浴槽の残り湯を再び温めて使うことができ、新たにお湯を足さずに済むため水道代の節約につながります。
 
追いだき機能がないと、冷めたお湯を捨てて入れ直す場合もありますが、再利用できれば水道費も抑えられるでしょう。家族が多くても一人暮らしでも、追いだき機能があると便利です。
 

お湯をあふれさせる心配がない