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エアコンの風量設定を「弱」ではなく「自動」にする
エアコンの電気代を節約するために、なるべく風量設定を「弱」にしている家庭もあるでしょう。しかし、風量設定を「弱」にするよりも「自動」にした方が電気代は安く済む可能性があります。
エアコンの電気代は「消費電力×使用時間×電気料金単価」で決まるため、消費電力が大きいほど電気代は高くなります。エアコンは設定温度になるまでの間に消費電力が大きくなるため、実際の室温とエアコンの設定温度に開きがあるほど、高い電気代がかかることになるでしょう。
エアコンの風量設定を最初から「弱」にしておくと、部屋が暖まるまで時間がかかり、余分な電気代がかかってしまいます。「自動」に設定しておけば設定温度になるまでは「強」で運転し、設定温度になってからは自動的に「弱」運転に切り替えてくれるため、効率的に部屋を暖めることが可能です。
無駄な電気代がかかるのを防ぐためにも、できるだけ室温と設定温度の差をなくすことが大切になります。外の冷たい空気が室内に入ってこないようにし、室内の暖かい空気が外に逃げないようにするために、窓ガラスに断熱シートを貼ったり、断熱効果のあるカーテンを使用したりする方法もおすすめです。