冬にエアコンを「弱」にするのはNG?冬の電気代を節約する3つの対策
暖房器具を使用することが多い冬には、電気代が高くなる家庭も多いでしょう。少しでも電気代を安くするためにはどうしたらよいのか、悩まれている人もいるかもしれません。   まずは、電気代が高くなる原因となっているものを確認するとともに、電気代の節約方法についてもチェックしていきましょう。   本記事では、エアコンを始め、浴室乾燥や温水便座にかかる電気代を節約するための対策について詳しくご紹介します。

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エアコンの風量設定を「弱」ではなく「自動」にする

エアコンの電気代を節約するために、なるべく風量設定を「弱」にしている家庭もあるでしょう。しかし、風量設定を「弱」にするよりも「自動」にした方が電気代は安く済む可能性があります。
 
エアコンの電気代は「消費電力×使用時間×電気料金単価」で決まるため、消費電力が大きいほど電気代は高くなります。エアコンは設定温度になるまでの間に消費電力が大きくなるため、実際の室温とエアコンの設定温度に開きがあるほど、高い電気代がかかることになるでしょう。
 
エアコンの風量設定を最初から「弱」にしておくと、部屋が暖まるまで時間がかかり、余分な電気代がかかってしまいます。「自動」に設定しておけば設定温度になるまでは「強」で運転し、設定温度になってからは自動的に「弱」運転に切り替えてくれるため、効率的に部屋を暖めることが可能です。
 
無駄な電気代がかかるのを防ぐためにも、できるだけ室温と設定温度の差をなくすことが大切になります。外の冷たい空気が室内に入ってこないようにし、室内の暖かい空気が外に逃げないようにするために、窓ガラスに断熱シートを貼ったり、断熱効果のあるカーテンを使用したりする方法もおすすめです。
 

浴室乾燥の使用を控える