娘が「アパレル」業界で働きたいそうですが、年収って高いのでしょうか?市場規模も気になります…
娘が「アパレル」業界で働きたいと言っている場合、年収が気になる親御さんもいるでしょう。   アパレル業界にはさまざまな職種があり、それぞれの仕事内容や年収は異なりますから、なおさら気になるのではないでしょうか。また業界全体の将来性を考えると、市場規模の推移も気になるでしょう。   そこで今回は、アパレル業界の主な職種をピックアップして、仕事内容や平均年収をご紹介します。アパレル業界の市場規模についても調べましたので、参考にしてください。

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アパレル業界の年収は?

アパレル業界とは、衣料品やファッションアクセサリーなどを製造・販売する業界のことです。仕事内容はデザインの企画・素材の調達・製造・流通・販売まで幅広く、それに伴ってさまざまな職種があります。
 
ここでは、アパレル業界の主な職種を3つピックアップして、仕事内容や平均年収をご紹介します。
 

ファッションデザイナー

厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、ファッションデザイナーは「時代の流行や変化を読み、人々の要望に応えられるような衣服をデザインする」仕事です。
 
特に資格や免許は必要ありませんが、美的センス・鋭い色彩感覚・優れた造形力を始め、情報収集力や時代を先取りするセンスを必要とします。服飾関係の専門学校を卒業してからアパレルメーカーに就職したり、ファッションデザイナーの助手などになったりするケースが一般的です。
 
総務省統計局の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、ファッションデザイナーは「デザイナー」に区分され、平均年収(きまって支給する現金給与額/年間賞与その他特別給与額)は以下の通りです。
 
・509万3100円(36万3800円/72万7500円)
 

パタンナー