
▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
車のナンバーに使用されない文字とその理由
車のナンバーには「お・し・へ・ん」が使用されていないとされています。以下の表1にその理由をまとめました。
表1
お | 「あ・す・む」と見間違える可能性がある 「を」と同じ発音 |
し | 「死」を連想させ、縁起が悪いため |
へ | 「屁」を連想させ、イメージが悪いため |
ん | 言いにくいため |
※筆者作成
なお、4桁の車両番号(一連指定番号)において「42」「49」は、縁起が悪いため原則使用されません。ただし、希望ナンバー制度を利用して使用する場合は例外となっているようです。
「ひらがな」は登録種別を表す
車のナンバーに含まれた「ひらがな」は自動車の登録種別を表しており、表1のように分類されているようです。
表2
種別 | 普通車 | 軽自動車 |
---|---|---|
自家用 | さ・す・せ・そ・た・ち・つ・て・と・な・に・ぬ・ね・の・は・ひ・ふ・ほ・ま・み・む・め・も・や・ゆ・ら・り・る・ろ | あ・い・う・え・か・き・く・け・こ・さ・す・せ・そ・た・ち・つ・て・と・な・に・ぬ・ね・の・は・ひ・ふ・ほ・ま・み・む・め・も・や・ゆ・よ・ら・る・ろ |
事業用 | あ・い・う・え・か・き・く・け・こ・を | り・れ |
レンタカー | わ・れ | わ |
駐留軍人用 | よ・E・H・K・M・T・Y | A・B |
※筆者作成
自家用車を例に挙げると、管轄の運輸支局ごとに普通車は原則「さ」から割り振られ、「1〜99-99」のすべての数字が埋まると五十音順に次のひらがなになります。同様に、軽自動車は「あ」から割り振られるといわれています。
事業用のナンバープレートはひらがなだけではなく、色でも区別されています。普通車は緑地に白色の文字、軽自動車は黒地に黄色の文字で表記され、視認性が高められているようです。