
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
車のローンは年収何割まで借りられる?
自動車ローンを組む際、借入額の目安は年収の半分程度までといわれています。年収1000万円であれば500万円、年収480万円であれば240万円です。
しかし、すでに住宅ローンの返済をしている場合など、ほかにローンがある場合は、審査に落ちてしまう可能性もあるようです。
貸金業者の借入限度額
ローンを組む場合、借入限度額(借入可能額)にも注意が必要です。借入限度額とは、その金融機関でその人が借りられる最高金額のことを指します。
注意したいのは、クレジットカード会社のような貸金業者から借りる場合です。貸金業者は、年収の3分の1までしか借り入れができないことが貸金業法によって定められており、年収480万円であれば160万円までしか借り入れができないことになります。
なお、銀行は貸金業者に該当せず、借入限度額は金融機関によって異なるようです。
年収に占めるローンの年間返済額
ローンの年間返済額が手取り年収に占める割合のことを「返済比率」といいます。
返済比率は、ローン審査に通る返済額の上限と考えられます。金融機関ごとに設定されていますが、年収の25%~35%が目安になるようです。これを基に年収480万円の返済比率を計算してみましょう。
まずは、年収480万円の手取り年収を計算します。手取り年収は年収の75%~85%といわれているため、年収480万円の場合、手取りは360万円~408万円です。
手取り年収400万円とする場合、手取り年収の25%~35%は、100万円~140万円となります。つまり年間100万円~140万円の返済が妥当ということです。
ただし、手取り400万円のうち、140万円をローンに回すと、生活資金は260万まで減ってしまいます。この額で生活していけるのかも、判断する必要があるでしょう。