
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
30代夫婦の年金と世帯収入600万円の場合
30代夫婦で世帯収入が600万円の場合、現在の家計における余裕と将来の備えが重要な課題となります。この世帯収入をもとに生活費や貯蓄、年金額のシミュレーションを行う際には、収入から控除される税金や社会保険料を考慮し、手取り額を明確にすることが第一に必要なことだと考えられます。
また、30代という年代は、住宅購入や教育費、老後資金の準備が重要となる時期です。自由に使える金額を最大化するためには、支出の優先順位を明確にし、余計な出費を抑える工夫が求められます。また、現時点での年金加入状況を確認し、将来的な年金額を計算しておくことが重要です。
年金額をシミュレーションしてみよう
現在の年収600万円の30代夫婦が、老後にどの程度の年金を受け取れるかは、加入している年金制度と収入水準に依存します。ここでは、夫婦それぞれが19歳から入社し、年収が300万円ずつ、60歳まで就業するとしてシミュレーションしてみましょう。
このケースの場合、夫婦それぞれの基礎年金受給額は、毎月6万4000円です。また、厚生年金受給額は、夫が毎月7万3000円、配偶者である妻が毎月6万5000円となります。
したがって夫婦での年金受給額は、毎月26万6000円という計算です。ただし、これはあくまで簡易的な試算であり、将来的な制度変更や物価変動などにより金額が変動する可能性があります。