
▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
ビールの箱買いは購入視点だとお買い得
ビールは希望小売価格を設定していないことが多いようです。そのため、購入する場所によって値段が異なります。
あるビールの350ミリリットル缶をコンビニで販売した場合の価格は、税込み224円程度のようです。そのため、コンビニで箱買いする場合は、1箱で5376円となります。一方Amazonでの箱買いでは、4000円前後が相場となっていました。(2024年11月25日現在)
以上を踏まえると、コンビニで単品を24本購入した場合と比較すると、1300円程度の価格差が出る可能性があります。そのため、多く飲む方の場合は、Amazonの箱買いを選ぶとお得になると考えられます。
実店舗でも、スーパーや酒屋などの量販店であれば箱買いで値引きされるケースがあり、コンビニで都度購入するよりもお得になることもあるでしょう。
箱買いで結果的に出費を増やしてしまう理由
箱買いは、一見得しているように感じるかもしれません。しかし、都度購入するよりもビールの消費量が多くなり、結果的に出費が増える可能性もあるでしょう。
箱買いした場合は、ビールが常に手元にあります。1日1本の予定で購入しても、冷えたビールが冷蔵庫の中にあれば、「もう1本」と追加したくなるかもしれません。結果的に、1日1本ずつ購入するよりも、出費が増えてしまいます。
また、場合によっては依存症などの病気を引き起こす恐れもあります。
アルコールは、麻薬や覚せい剤と同様に依存性がある薬物の一種といわれており、脳が快感を覚えるメカニズムが似ているようです。そのため、体が必要ないと感じても、脳がそのブレーキを解除してしまうことがあるといわれています。
飲酒が習慣化すると、アルコールに対する耐性ができます。飲酒を始めた初期には少しの量で満足していたのに対し、徐々に酒量が増えていきます。この悪循環が、依存性につながると考えられているのです。