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オールシーズンタイヤとは
オールシーズンタイヤとは、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの特徴を合わせ持つタイヤのこととされています。晴れているときや雨が降っているときはノーマルタイヤに近い性能を発揮し、雪道ではノーマルタイヤよりも高いグリップ力を備えています。
なおオールシーズンタイヤは、特殊なゴム素材を使用していることが特徴とされているようです。低温下でも柔軟性を保ち、排水性を高めるための溝のパターンを採用するなど、さまざまな工夫が用いられています。
このことから、基本的にはどの季節であっても装着できるのが魅力のタイヤです。そのため、基本的に雪道を走っても違反にはなりません。ただし、チェーン規制が行われているときにチェーンを装着せずに走行する行為は違反となる可能性があるため、この点には注意しましょう。
オールシーズンタイヤのまま雪道を走っても問題ない?
オールシーズンタイヤは、基本的にそのまま雪道を走っても問題ないとされています。ただし、凍結している路面の場合は滑りやすくなるとされているため、走行時は注意が必要になるでしょう。
シャーベット状の雪が積もっている路面であれば、基本的にオールシーズンタイヤのまま走行しても影響はないと考えられています。圧雪路面(積もった雪が圧縮され固まった道路)についても問題はないとされていますが、スタッドレスタイヤと比較すると、制動距離が伸びてしまうかもしれません。
また、タイヤのサイドウォール部分に「スノーフレークマーク」が付いているかにも注目してみましょう。該当のマークが記載されている場合は、高速道路で「冬用タイヤ規制」が実施されていても問題なく走行可能とされています。