「ロレックスは資産になるから」と、ボーナスで買い集める父。中古だと買値よりは安くなると思うのですが、本当にそれだけの「価値」があるのでしょうか?
ロレックスといえば、世界一有名な時計といっても過言ではないでしょう。高級感がありステータスもあるロレックスは、時計好きでなくとも「いつかは持ちたい」と憧れる時計のひとつではないでしょうか。   そんな高級時計ロレックスですが、「ロレックス投資」という言葉を聞いたことはありますか。一般的に中古品の時計を売買する場合は、新品を購入したときよりも価格が落ちるものですが、ロレックスの場合は値が落ちないため資産になるというものです。なぜロレックスは値が落ちないのでしょうか。   本記事ではロレックスが資産として有効な理由について解説していきます。

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ロレックスとは

ロレックスは、スイスのジュネーブに本社を構えた時計製造会社です。1905年にドイツ人のハンス・ウイルスドルフによって創設され、1910年にはロレックスの時計がビエンヌにあるスイスクロノメーター歩度公認検定局から、腕時計として初めて「クロノメーターの公式証明書」を与えられています。
 
また1914年には、イギリスのキュー天文台から「A級証明書」が与えられるなど、性能が高い優秀な時計として認められてきました。このように時計としての技術やパフォーマンスはもちろん、そのブランドとステータスからロレックスは世界中で愛されている時計のひとつなのです。
 

ロレックスが高価なのはなぜ?

ロレックスは数々の「証明書」からもわかるように、技術を惜しみなく詰め込んだ時計です。
 
代表的なものとして「防水機能のオイスターケース」、「自動巻きのパーペチュアル」、「日付が自動で変わるデイトジャスト」が3大発明と言われ、腕時計業界に革命をもたらしました。この高い完成度のための開発コストが、時計の価格として反映しているといえます。
 
また、一般的に広く使われている時計は、大量生産され使い捨てを前提としているのに対し、ロレックスの時計は「長く使い続けられる時計」であるために、職人が丁寧に手作業で生産しています。この職人の技術力と人件費も時計の価格が上がる要因でしょう。
 

ロレックスが資産になる理由